02/25 aiueo 01/01 かがみ 01/01 ゼルプスト殿下 01/01 かがみ 01/01 ゼルプスト殿下 05/10 かがみ
今日は一日つくばに出張です。
土曜日に日経サイエンスを読んでいたら、もしかして次次回以降のうるう秒は 廃止されるかも知れない、といううれしい記事が。
現在時間の定義は
「セシウム133原子の基底状態の二つの超微細準位の間の遷移に対応する放射 の9192631770周期の継続時間」を1秒とするというもので、一方時刻の定義は地球の自転が基準となっています。 うるう秒という不自然な仕組みが必要なのは、上の二つの定義が(少なくとも 論理的には)全く関連なく不整合が発生することが原因なので、いっそのこと 地球の運動を時刻の定義とすることをやめてしまおう、という考え方らしいの です。もちろん本音としてはうるう秒発生に対するソフトウエアーの負担が大 きすぎるということなのですが、日々苦労している身としてはこの案に大賛成 です。
また地球の自転とセシウム原子の振動のずれが累積して、時刻と日照等の感覚 的な不整合が発生する件に関しては、数百年に一度「うるう分」を実施する方 法を考えている様です。これって問題を先延ばしにしているだけのような気が しますが、もちろん私に関係がない時期に実施されるので大歓迎です(笑)。
問題は天文観測系の学者様から反対の声が強いらしいことで、こちらの方面で は長年「地球の運動」を時刻の基準としてきた伝統があることと、定義の変更 に伴うソフトウエアーの変更(またかよ^^)がかなりの量になるかららしいので す。なので今のところうるう秒が廃止されるかどうかは半々という感じなのだ そうな。
話は変わりまして、うるう年というのも慣れてしまったので特に不自然に感じ ないのですが、このような仕組みがないにこしたことはありません。そもそも うるう年が必要なのは地球の公転する時間が自転する時間の整数倍でないのが 原因です。そこで提案。
地球を水星の軌道のあたりにもってく。そうすると地球と月の関係と同様に、 地球も太陽の潮汐力でロックされ自転と公転が等しくなる。やや暑くなりそうなのが欠点ですが、論理的には完璧な案です(笑)。
しばらく更新してないので近況を。最近 「青柳 いづみこ著・ピアニストが見たピアニスト」 を読む機会がありました。内容に関してはリンク先に詳しいのでここでは書き ませんが、アルゲリッチの章がとても愛情豊かで、さらに演奏の技術的な分析 も面白く、とても楽しめました。その影響を受けてか、若い頃少し聴いていた アルゲリッチの演奏(実は仙台で実演を聴いたこともあるのです!)を久々に聴 いてみたくなり CD 十枚以上大人買いです(笑)。
アルゲリッチの演奏についての感想はいずれ書きたいと思っているのですが、 音楽で感じたことを言葉で表現するのがとっても苦手なので、書きかけて放棄 した文章もいくつかあったりします(^^。でも大嫌いな曲(笑)である「リスト・ ピアノソナタロ短調」の麻薬的な魅力に満ちた演奏、こちらも支離滅裂で苦手 な曲「シューマン・クライスレリアーナ」の信じられない程美しく歌い込んだ 演奏についてはいずれ何か書きたいと思っています。
クライスレリアーナについては、上のリンクの青柳さんの本から引用させて頂 きますと、
多くの男性諸氏が文字通り「参ってしまった」らしいシューマンの「クライス レリアーナ」は、女性側から見ると、ちょっとヒステリックに聴こえる。そうなのですが、私は男性なのでもちろん「めろめろに参ってしまった」ので あります(^^。
前にも書きましたが、来年一月一 日のうるう秒が近づいてきました。あ〜やだやだ(^^。 お正月は会社に出なきゃいけないし、十分テストしたつもりですが、万が一障 害が発生するととっても面倒なことになります。そもそもこの日記を書いてる 人は 2000年問題のときろくに調べもしないで、「大丈夫ですよ〜」なんて言っ ておうちでうだうだしてる間に、とあるネットワークを全部ダウンさせた前歴 があったりします(殴)。
まあ万が一のことがあったら「過ぎてしまったことは仕方がない(笑)」、と
ひらきなおるひらにひらに謝るしかないのですが、いやはやうるう秒って
ほんとに面倒な仕組みですな。
うるう秒なんてどうせ大勢に影響がないのでやめちゃえば良いと思うのですが、 まあ天体の位置と時刻がずれてくると色々問題があるのと、いまさら次回のう るう秒をやめるということになると大混乱が生じると思われるので、ここで次 次回以降のうるう秒に関していくつか提案。
うーむ、なかなかうまくゆかないものです。そこで思いついたのが地球を時間 に合わせてロックするという画期的なアイディアなのです。話は簡単で、地球 の周りに電線を巻き付けて、その両端に電圧可変な電池をつけるだけで良いの です。地球は磁性体なので電圧を調整することにより、あたかもモーターのよ うに回転数が変化するはずです。その場合電線が長くなって大変だ、と思われ る方も多いと思います。そこで問題。
地上 1メートルの高さに電線を地球一回りさせる場合地球一回りより どのくらい長い電線が必要か?意外なことにちょっと計算すると分かるように答えはたったの 6.28(2π)メー トル程度。まあ地球一回り分が大変なのですが(笑)、高さの方の影響たいした ことないのですよ。さらにこのアイディアを利用すると、将来地球の回転が速 まってきた場合、電力が得られるという究極の省エネルギー効果も期待出来ます。
というわけで今度こそ完璧なアイディアだと思うのですが、これまた評判がい まひとつなのです。どうしてなのだろう(^^。アイディアというか思想が高尚 すぎるのだろうか(笑)。
さっきメールが来て、大学受かったそうです(^^。
現在私はAH-K3001Vのプランとして、 ウイルコム定額プランン+リアルインターネットプラス[1x] を利用しているのです。このプランはウィルコム同士のPHSはかけ放題で、さ らに 32K パケット通信でのネット接続も、AH-K3001Vから直接もしくはPCから の接続を問わず定額(2,100円)というものなのです。
ところでそろそろAH-K3001Vも調子が悪くなってきたのと、新しい機種も販売 されるということで、色々調べていたのですが、 新製品紹介等のからのリンク からでは容易に「リアルインターネットプラス[1x]」に行き着かないのですよ。
代わりに紹介されているのが「データ定額」なるプランでして、こちらは 4x 接続が可能で、PCから接続したときの料金の上限が6,300円、大体 36万パケッ トくらいで上限に達するらしいのですが、私が使用している一月のパケット数 が平均して 100万(笑)。いや、どうしてあんなに遅いのに100 万も使えるのか 不思議なのですが、TCPプロトコルの関係でちっちゃいパケットがたくさん飛 ぶのと、遅いときほど再送が多く発生して無駄にパケット数だけが増えている ような気がします。
いずれにしても 4x で利用すればますますパケット数が増えることは明白で、 さらに月 6,300円も払う気は全くないので、「データ定額」は却下です。速度 が速くなるのは良いのですが、安価に好きなとき好きな時間だけ接続出来る方 がはるかに重要です。
ところで最大の問題は、ウィルコムが「リアルインターネットプラス[1x]」を
なるべく営業したくない、ということがホームページ等からひしひしと伝わっ
てくることです。ほんとにほんとに売りたくなさそうです(笑)。ひょっとして
安すぎてちっとも儲かってないのか?
たしか今年の 7月から始まったサービスなので、現在サービス中のものをすぐ
にやめるわけにはいかないでしょうが、新機種の場合(W-ZERO3含む)はよく分
かりません。なので、ウィルコムのサポートに問い合わせてみたところ、即日
回答が来ました。結論を書きますと、
「リアルインターネットプラス[1x]」は新機種でもサービスを継続します。ということで一安心したのですが、このサービス、もしくは同等のものを、長 期にわたり継続するかは微妙な気がします。継続中のサービスを打ち切るのは なかなか難しいと思うので、今のが壊れる前に新しいのに買い替えちゃった方 が良いのかも知れません。買い替える場合、現在の AH-K3001V に対して特に 不満もないので、同等の 一番安い機種 になる可能性が強かったりします(^^。
今使っている京セラのPHS電話 AH-K3001V ですが、そろそろ壊れかかってきたような気がします。
うーんどちらも致命的ではないのですが、ちと不愉快なのですよ(笑)。さらに 液晶はたまに表示される場合もあるという謎の挙動をしめすし。そろそろ新端 末が発売される頃なのですが、まさか破壊電波を送ってるということはないで すよねぇ(^^。これで電池の持ちが極端に悪くでもなってれば、えいや!と買 い替えてしまうのですが。
ずいぶん長く使っているような気がしますが、調べてみると、今使っているの をお購入したのは昨年の6月で、ま だ一年半くらいしか使ってないのです。買い替える場合最も注意すべきことは Macに接続して使用可能かどうかで、勢い込んで購入しても繋がらなかったな んて事態に陥ったらしゃれになりません。
まあここは「本当に壊れるまで」様子をみることになりそうです。半年位すれば 新端末の価格も少しは下がるでしょうし。ちなみにこんど発売される PDAっぽい端末 W-ZERO3 ですが、予算の問題と ザウルスでやな思い出があるので(笑) 、今回は候補の対象外なのです。
変な題名(^^。例えばゴールドバッハの予想(4以上の偶数はすべて二つの素数 の和で書ける)とかリーマン予想が偽であったとします。この場合これらの予 想が偽であることが「証明不可能である」ことはありえません。いずれも調べ たい対象を「計算可能な方法」で列挙可能で、もし予想が偽であれば、それを 満たす対象が見つかるはずだからです。例えばゴールドバッハの予想が成立し ない場合、具体的な偶数が存在して、それより小さい素数二つの和にならない ことが分かります (素数の音楽より)。
言い換えると上の予想がZFCと独立である場合、ありうるのは次の可能性だけです。
真であるが証明不可能実はここで考え込んでしまったのです。例えば「ゴールドバッハ予想が真であ るが証明不可能」の場合、「ゴールドバッハの予想は偽である」という公理 ZFC にを追加するとどうなるのか、ということ。一瞬矛盾しちゃう様な気がし たのです。
もちろんそんなことはなく、上の事実は全然矛盾をおこさず、ゲーデルの不完 全性定理で現れる「私は証明出来ない」と解釈出来る論理式の否定(これは偽) を公理として付け加えると、そのコードは非標準的な自然数と解釈出来るとい う事実と 同様な事態になるのだと思います。
個人的にはそんなことになったらある意味とても面白いと思います。ゴールド バッハ予想の場合の非標準的な偶数なり素数ってどうんなものなのか、リーマ ン予想の臨界直線上にない非標準的な零点ってどんな感じなのか(臨界直線か ら無限小離れている?)。興味は尽きないのですが、上の二つの例に関しては、 そもそも証明不可能であるという方面のアプローチはうまく行くかどうかも全 然分からないし、もちろん証明不可能であることが真であるかも全然分からな い訳で、非常に見込みが薄いと考えているのも事実なのであります。
#引用した「素数の音楽」は一般向けの数学本としては出色の出来映え!
#500ページを一気に読んでしまいました。おすすめです!!
#でも20世紀のヒーローであるグロタンディークの近況については
#ちょっと悲しかったです。
今日の朝はいつも降りる駅で寝過ごしてしまい、結局新宿経由で会社にゆくは
めになったのです。いや!そんなことはどうでもよくって、あれですよ、あ
れ!!
新宿から府中に行く電車に乗る直前からちょっと危ない感じがしていたのです
が、電車に乗って5分くらいしたら猛烈な腸内圧力が(笑)。笑いごっちゃないっ
て!!しかも急行だからなかなか駅に止まらないのに速度は遅いという。
いっいかん、このままでは大変な惨劇になってしまう(汗)。うーくっくるしい〜。
ところでこういうのって波がありまして、押しては引いて引いては押して、 と一見正弦曲線のごとく遷移するのですが、苦痛を時間の関数として表すと というよりも は定数) という感じで苦痛は指数関数的に増えてゆくのです。しばらくしてるうちにやっ とこ次の駅に。ここで一度降りてなんとかすれば良かったのですが、丁度その ときは上の関数のグラフの極小値に位置していたのです。でもって降りるのが 面倒になって、まあ目的地の駅まではもつであろう、なんて安易な考えをして しまったのですよ。ところが駅を出たとたんに関数は再び極大値に(^^。 うーんこんなに苦しいのは20代の頃人様の車に乗って田舎を走ってたとき、ど うしようもなくなってのぐそをしたとき以来ですよ(←おい)。
仕方がないので気を紛らわすためにPHS から奥様にメールを出したのです。返 事はすぐに来て、当然「大変ですね。頑張ってね」という内容に違いないと思っ たら、
> 新宿までいっちまった。なる非情な内容なのです。配偶者の一大事だってゆうのに!
> しかも、うんちもれそう!最低(-_-;
ば〜か
てなことしてるうちにやっとこ目的の駅に到着し、危機一髪でことなきを得た
のですが、いやはや危険の予兆を感じた場合、早急に対処しないと大変なこと
になるということを実を持って身を以て実感したのでした。
#ばか親でごめん>モカちゃん(^^
2005年10月
2005年12月
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