02/25 aiueo 01/01 かがみ 01/01 ゼルプスト殿下 01/01 かがみ 01/01 ゼルプスト殿下 05/10 かがみ
いやはや、掃除 は中途半端な状態 で 会社に行ったりして まだ終わっていないし、年賀状も書いていないし今日は忙しいですな。で、お 正月休みの目標としましては、
という程度で、たいした目標もないのですが、寝正月だけは回避したいと...。
それはそうと毎日のように遊びに来て下さる方も何人かいらっしゃるようで、 本当に一年間お世話になりました。なんの取り柄のないページですが来年も宜 しくお願い致します。
(おまけ)今年最後のお月さま
もうすぐ今年もおしまいということで、 去年に続いて コンピューター関連(含デジカメ)とコンサート関連の散財記録なのです。細か い金額は全く記憶にないし、調べたり計算するのも面倒なのであくまで概算で す。
項目 | 価格 | 備考 |
今は亡きザウルス SL-B500 | 70,000 | SD カード等含む |
Air'H ならびに @Freed 一年分 | 70,000 | @Freed 購入費含む |
BLR3-TX4L ルーター | 5,000 | すでに廃止 |
PICNIC biff 装置 | 12,800 | |
USB-RSAQ2シリアル-USB 変換 | 15,000 | |
LUMIX FZ1 | 50,000 | 予備の電池・ケース含む |
DMW-VUZ1 | 5,400 | FZ1 バージョンアップ |
X24英語キーボード | 10,000 | |
赤ぽっちん10個 | 900 | |
コンピューターその他 | 50,000 | ADSLマニア散財等 |
谷山浩子さん猫森 Ltd | 6,000 | 交通費含む |
京都コンサート | 38,000 | 交通費・宿泊費等含む |
谷山浩子さん歌暦 | 7,000 | 交通費等含む |
宇宙の子供 | 3,000 | 交通費等含む |
猫森集会 | 8,500 x 8 = 68,000 | 交通費等含む |
大阪コンサート | 6,500 + 24,000 = 30,500 | 交通費等含む |
名古屋コンサート | 6,500 + 20,000 = 26,500 | 交通費等含む |
FC、楽譜、グッズ等 | 30,000 | 概算 |
合計 | 498,100 |
うーむ、50万円ですか。去年の半分とはいえ、浩子さんの CD 30枚分とノート PC 2台分が減っているだけで、本質的に散財癖は治っていないようです。来年 はもう少し節約したいのですがなかなか難しいのでしょうな。
来年早出荷機材のお正月ランニングテスト中にちょいと問題ありて今日も会 社だったりします(^^。なんとくソフトの問題というよりも、環境の問題っ ぽい。
#購入した部品のロットによる差異が原因のようでした。
#こっそり仕様を変えないで欲しいですな。
年末ということで、自宅の自分の机の上や回りに山積みとなった書籍やごみ等 の掃除を始めたのですが、いやはやどうすれば一年でこんなに散らかるのか(^^。 とりあえず分別しないで(もちろん後で分別します)どんどん袋に入れてるので すが、まだ収集がついていないのです。今年がなかなか終わらない(^^。
昨日はモカが 藤沢市科学少年団 の学習で「夜空を見よう」というお題目だったのです。午前中藤沢市は曇って いて開催が心配されたらしいのですが、夕方から快晴となり 自分の双眼鏡 を持って奧さまと一緒に出かけたのです。プレアデス星団等非常に綺麗に見え たそうでして、さらに望遠鏡でも観察させて頂いた、ということで私も会社が なければ一緒にいったのに...。とっても羨ましいのであります。
明日東京ビッグサイトに「冬コミ」観戦に行くそうでして、今晩はお友達のお うちで出陣式なのです。優雅な生活ですな。
ご家族様の牛パソコンには見るからに安い「ブラウン管」モニターが付いてき まして、もともとあんまり綺麗でなかったのが、最近ちらついて一段とよくな いなー、と思っていたらとうとう見るに耐えないほどの状態になってしまった のです。というわけで、液晶ディスプレイの購入となったのですが、年賀状等 の急ぎの用途があるので、事は急を要したのであります。そこでうまいこと今 日は会社も比較的暇だったので、昼休みに近くの電気屋さんに行って物色した のですが、こちらの方面には全くうといので良く分からないのですが、予算と 置場所の都合で 15 inch というとそんなに選択肢はないらしく、なんとなく 無難な線で LCD-A15CE というのを 35,000 円位で購入したのです。さっそく家に持ち帰り(重かった ^^)取りつけると、今までのが悪すぎた影響もあるのでしょうが、なかなか綺 麗なものなのですね。ふむふむ、このくらいの画質ならば買って正解という感 じでして、ご家族さまにもなかなか好評なのであります。
#前はもう少し高い解像度(1152x864 ピクセル)で使っていたので少々
おととい書きましたように今日も出社なのです(^^。昨日の徹夜作業で本当に 今年の仕事は完了という感じなので、うだうだ過して午後はとっても散らかっ ている机の掃除をする予定なのです。
今午前 2時頃なのですが、昨日の日記で「一段落」なんて書いたらはまってし まってまだ仕事していたりします(^^;。そもそも このねた を 出そうとすると 、なぜか徹夜するはめになるのです。不可解ですな(^^。
今年も残り少なくなり、今日で今年分の仕事も一段落しそうです。ちなみに今 週の土曜日は会社全体で「12月29日(月)」との振り替え出社だったりします。
UNIX のシグナルはハードウエアーのレベルセンシティブ割り込み(後述)を忠 実にシミュレートしたものなのですが、まずはシグナルハンドラを作成する場 合の覚え書き。
Signal が発生した場合 handler が呼ばれる様に設定する。 シグナル処理中は signal 自信は保留される。 ---------------------------------------------------------------------- /* シグナル(signal)をシグナルハンドラに結び付ける */ int setsignal(int signal, void (*handler)(int signo,siginfo_t *info,void *data)) { struct sigaction sa; memset(&sa,'\0',sizeof(sa)); sa.sa_sigaction=handler; /* ハンドラを設定 */ sigemptyset(&sa.sa_mask); /* マスクはなし */ /* * SA_RESTART システムコールを中断しない(再試行する) * SA_NOCLDSTOP 子プロセスの終了以外報告しない */ sa.sa_flags=SA_SIGINFO|SA_RESTART|SA_NOCLDSTOP; if (sigaction(signal,&sa,NULL)==-1) { perror("sigaction"); return(-1); } return(0); } ----------------------------------------------------------------------
与えられたシグナルの保留と解除は、 ---------------------------------------------------------------------- /* シグナルをマスクする(エラー処理はてぬき) */ int masksignal(int signal) { sigset_t mask; sigemptyset(&mask); /* 空のマスクを作成する */ sigaddset(&mask,signal); /* signal を追加 */ sigprocmask(SIG_BLOCK,&mask,NULL); /* mask を追加 */ return(0); } /* シグナルをアンマスクする(エラー処理はてぬき) */ int unmasksignal(int signal) { sigset_t mask; sigemptyset(&mask); /* 空のマスクを作成する */ sigaddset(&mask,signal); /* signal を追加 */ sigprocmask(SIG_UNBLOCK,&mask,NULL); /* mask の補集合と現行の共通部分 */ return(0); } ----------------------------------------------------------------------
誤解されている場合が多いのですが、「シグナルを保留する」ことと「シグナ ルを無視する」ということは全く異ります。無視する場合はその時点で送られ たシグナルは永遠に失われます。保留中に来たシグナルは保留が解除された段 階でプロセスに配送されます。もう一つよくある誤解に「シグナルを取りこぼ す」というものがあるのですが、「シグナルを無視している状態」以外では絶 対にとりこぼしません。ただし、複数回の同一シグナルが「団子」になる場合 はありえます。シグナルは無視されていなければ、その番号をインデックスと するカーネル内の配列の要素に「旗を立てるだけ」であり、保留されていない 場合にはプロセスに配送されるのであります。
ここでハードウエア割り込みの話を少し致しますと、割り込みには「エッジセ ンシティブ」というものと「レベルセンシティブ」という検出の仕方がありま して、簡単のために正論理で記述致しますと。
エッジ ____________________|~~~~~~~~|___________________________________ ^ この立ち上がりで割り込みを検知 レベル ____________________|~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~|_____________ ^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^ HIGH であることで割り込みを検知 _________________________________________|~~~~~~~~~~~~|______ 割り込み解除してね!!
基本的にエッジ割り込みはハードウエアーが割り込み信号を変化させ、適当な タイミングで信号を落します。この立ち上がりで割り込み禁止の場合は割り込 みをとりこぼすことになります。レベルの場合はハードウエアーが割り込み信 号を上げてホストの「割り込み解除」信号が上がるまで割り込みを保持します。 通常はデバイスドライバーの割り込みハンドラの中で「解除要求」を出すわけ で、これによりハンドラに入るまで割り込み信号が保持され「とりこぼす」可 能性は絶対にないのです。ただしハードウエアー側が 2回以上の割り込みを出 したつもりでも、それらが団子になり一回の割り込みに見えてしまう可能性は あります。
レベルでも団子になるのでエッジとあんまり違わない様ですが、例えば次の状 況を考えます。
ハードウエアーの致命的なエラーで割り込みをかけた。リセットしてほしいこの場合最後の割り込み以降ハードウエアーは動けないので、エッジの取りこ ぼしが発生すると永久にリセットがかかりません。レベルの場合は「取りこぼ さない」ので、必ず検知可能であり検知した段階でリセットをかけることがで き、めでたく処理を再開することが可能となるのです。この様な事情により最 近はエッジ割り込みを使用ことはほとんどないのであります。
そんな訳でして、シグナルのセマンティクスと関連するデータの排他を正確に 理解すれば、通常の割り込み処理デバイスドライバーを記述するのはそれほど 困難ではありません。
今日はクリスマスイブということで、珍しく定時に退社して自宅へ直行。 奧さまのお母様と妹さまにも来て頂きみんなで料理を食べたのです。
たくあんが風流
真打ちはケーキ
昨日は天気も良く月も出ていなくて、21時頃に空を見るとオリオン座が良く見 えたので、さっそく 双眼鏡 を持ち出してベランダから眺めてみたのですが、ペテルギウスやリゲルの様な 明るい星はもちろん、真ん中の三つ星とか、その少し下(南)の小三つ星(M42 オリオン座大星雲を含む)も良く見えましたし、近くには全天で見掛け上一番 明るい恒星であるシリウスも輝いていまして、なかなか良い気分になれたので す。本当のことを言いますと双眼鏡を買った最大の目的は、
プレアデス星団(すばる)を見たいという理由だったのですが、こちらはちょいと探すのに難行して、モカ姫所有 の星座表などを持ち出したのですが、丁度真上のあたりに見つかりまして、こ ちらも感動的な美しさだったのであります。ところで今の神奈川県藤沢市では 本当に明るい星しか肉眼では見えません(一時は火星しか見えなかった!!)。子 供の頃に見た星空が今はやっと双眼鏡で見えるという感じでして、夜の無駄な 明かりを全部消してしまえば良いと思うのですが、なかなか難しいのでしょう ね。
#あんまり真上を眺めていたので首が痛いのです(^^。
ピアノの先生に頂いたシクラメンなのです。
というわけで 、 同じ自宅ホストに対する evariste.dd.que.ne.jp へのリクエストを evariste.jp にリダイレクトする方法を模索したということで、まずは自宅の サーバーのディレクトリ構造を説明致しますと、
とう状態でして、今考えるとファイルの置き場所を変更しないでも良い方法が あるのですが、作業を開始したときは全然分からなく、とりあえず一番簡単そ うな方法として、
なんてことしまして、/home/kagami/public_html/ にこんな記述をして
[.htaccess at 古いほうの日記のディレクトリ]を試してみたのです。これは一見ちゃんと動作いたしまして、なんだ簡単だな─、 と思ったのですが、最新の日記のページを開いてみると、もくろみとしまして は、
Redirect /~kagami/ http://evariste.jp/kagami/ (チルダなし!!)
http://evariste.jp/kagami/diary/0000/newdiary.htmlを Location として返送して欲しかったのですが、実際は Location の内容が
http://evariste.jp/kagami/diary/0000/diary.php?file=newdiary.htmlとなってしまうのです。実をいいますと日記だけはヘッダーやトレイラ─の管 理(前月・次月等)や、将来に備えて PHP で記述していまして、なんたらかん たら.html で来たリクエストを PHP に渡すために、
[.htaccess at 日記のディレクトリ]と書いてあるのですが、同じホストの httpd なので、最後まで評価した結果 を Location として返すらしいのです。うーむ、これではかっこ悪いですねー。 ということでディレクトリごとに RewriteRule を [R] 付きで記述して(最初 [R] を着けないではまった^^)も結果はおんなじで、ちょっと困ってしまった のです。
RewriteEngine on
RewriteBase /kagami/diary/0000/
RewriteRule ^(.*)\.html$ diary.php?file=$1.html
色々考えた末に、「そういえば PHP にヘッダーを記述する関数があったなー」 と思い出しまして、結果的に書いたのが、
[.htaccess at 古いほうの日記のディレクトリ]という記述でして、PHP の方は、
RewriteEngine on
RewriteBase /~kagami/diary/0000
RewriteRule ^(.*)\.html$ redirect.php?file=$1.html
RewriteRule ^(.*)\.txt$ redirect.php?file=$1.txt
RewriteRule ^(.*)\.c$ redirect.php?file=$1.c
RewriteRule ^(.*)\.h$ redirect.php?file=$1.h
RewriteRule ^(.*)\.pdf$ redirect.php?file=$1.pdf
RewriteRule ^(.*)\.dat$ redirect.php?file=$1.dat
RewriteRule ^(.*)\.cgi$ redirect.php?file=$1.cgi
<?phpという感じなのです。最初の .htaccess がみっともないのは、もともと
header("HTTP/1.1 301 Moved Permanently");
header("Location: http://evariste.jp/kagami/diary/0000/$file");
?>
[.htaccess in 古いほうの日記のディレクトリ]と書いたら file に redirect.php そのものが渡ってしまい、これで相当悩ん だ(1時間位^^)のですが、redirect.php 自体を書き換えるときのパターンマッ チ引数が redirect.php に渡ってしまうのに気が付きまして、上記のような記 述になったのです。今考えると RewriteCond を使って .php を排除して、さ らにその部分に evariste.dd.que.ne.jp で GET が来たときに処理を限定する 記述を書けば新しいディレクトリを作成する必要もなかったと思うのですが、 もう動いてしまってまた書き直すのも面倒ですし、すでに evariste.jp の方 から来て下さっている方もいらっしゃるようですので、このままの状態で放 置して、数ヵ月後には evariste.dd.que.ne.jp は廃止する予定なのです。あ と個人的にはチルダなしの方が入力が簡単なので好きであるという、という理 由もあったりします(^^。
RewriteEngine on
RewriteBase /~kagami/diary/0000
RewriteRule ^(.*)$ redirect.php?file=$1
余談ですが、ドメイン獲得に関してはいつもまねをしている たかたにさん とねたがかぶっているのですが、今回は偶然の一致でして、決してまねをした 訳ではありませんのであしからず(^^;。
メールアドレスに関してもちょっと悩んだのですが、レンタルサーバーでバッ クアップをとる仕組みにしてありますので、当面は kagami@evariste.que.ne.jp を存続致します。kagami@evariste.jp に送って 頂いても全く問題はないのですが、非公式だった kagami@evariste.dd.que.ne.jp は廃止致しますので宜しくお願い致し ます。
#最初新しいディレクトリで CGI を許可するのを忘れていたのも
#結構はまりました(^^。
突然なのですが先週の始めあたりから、自分のドメインがあったらいいな〜、 と思い立ちまして、水曜日に例のごとくレンタルサーバーを借りている アイ・ネット・ディ に申請代行を申し込んだのです。新ドメイン名は evariste.jp でして、 本当は evariste.org,evariste.net なんかが良かったのですが、残念ながら すでに登録されていました。ドメインを取った理由としましては、
というどうでもよさそうな理由なのですが、毎年 6,000円程度の維持費を支払 えば恒久的に自分専用の名前(xxx.evariste.jp)を使用出来るのはそんなに悪 いことではないと思ったのです。
で、先週の中頃にアイ・ネット・ディに申し込みを行ったのですが(夜中の二 時頃だったのに二時半頃に見積もりを教えてくれた)、ちょっと忙しくてロー ソン払いで入金したのが先週の日曜日の朝 10 時頃で、日曜なのにその日の夕 方「登録が完了した」とのメールが届きまして、この段階でアイ・ネット・ディ のサーバーには登録されていたようです。ただし、JPNIC 側の登録完了がある 程度時間がかかるので「一日か二日で使用可能となります」ということだった のです。そういう訳で、これは火曜日位に開通かなと思っていたのですが、な んと今日の朝起きてみたらすでに開通していたのです。いつもの通りアイ・ネッ ト・ディ様の手続きの迅速さには敬服いたします(^^。
それで、現在私が使っているドメイン名は、
ということになるのですが、最大の問題は自宅の借り物 evariste.dd.que.ne.jp の 廃止をいかに軟着陸させるかなのでして、これからの運用としては、
evariste.que.ne.jp 借り物・レンタルサーバー evariste.dd.que.ne.jp 借り物・自宅 evariste.jp 自分の・自宅
というロードマップなのであります。
実をいいますと現在の建前上の正式な入り口は、レンタルサーバーの evariste.que.ne.jp でありまして、これは自宅がこけた時などに「だめ情報」 を転送しておけばちょっとは便利であろう、という程度のことが理由なのです が、実際は即座に自宅にリクエストが転送される様に設定してありまして、昨 日までのレンタルサーバーの設定は、
[.htaccess at evariste.que.ne.jp(旧)]という感じだったのですが、お客様にはなるべく借り物の evariste.dd.que.ne.jp ではなく、新規のドメイン evariste.jp の名前の方 に来て頂きたいので、
Redirect /kagami/ http://evariste.dd.que.ne.jp/~kagami/
[.htaccess at evariste.que.ne.jp(新)]と書き直しまして、これで evariste.que.ne.jp から入室されるお客様は、全 員 evariste.jp 部屋に入って頂けるということになります。てな所まで書い ていたら眠くなってきたのと、この後の「はまり」が色々あって書いていると 長くなりそうなので、続きは明日に致します(^^;。
Redirect /kagami/ http://evariste.jp/kagami/ (チルダなし!!)
会社で CF カードをかなりの枚数焼く必要が出まして、一度だけ焼くのでした らイメージを焼いてくれるサービスもありますので、そちらを利用すれば良い のですが、なんせプログラムを入れる CF なので出荷しようとしたらバグがあっ て全部焼き直し、等の戻りがかなりの回数発生する可能性があるのです。で、 通常はノート PC の CF スロットもしくは PCMCIA スロットにげたをはかせて 焼くのですが、これがあんまり良くないのです。基本的に CF の読み込みはア サインされたベースアドレスからのオフセットを I/O リードすれば良いので そんなに問題はないのですが、書き込みの場合は一度消去処理が必要で、仕様 にそったそこそこ面倒な手順が必要なのです。もちろん BSD なり Linux を使 用していれば、面倒なことはドライバーが吸収して下さるので、単に cat 等 で読み書きを行えば良いのですが、
という感じで非常に不便なのです。そこで考えたのが USB 経由の CF スロッ ト装置を使用すれば、ポーリングのレベルは CF スロット装置側がとり行って 下さり、ホスト PC には USB レベルのの完了割り込みが入ってきて、ホスト にストレスがかからないし、USB ハブを利用すれば一度に何枚も焼けるのでは ないかということなのです。
そういうわけで、先週 USB ハブと USB 経由 CF スロット装置 4つ購入いたし まして実験をとり行ったところ、予想通りの結果となりまして、本体の PC は I/O 時間が 10% 程度におさまり、焼いている途中でも全くストレス無く使用 出来るようになったのです。時間に関してはどうかといいますと、さすがに 1 枚の時と同じ時間では焼けず 4枚同時に焼くと 3倍程度の時間が必要なのです が、こういう場合一度仕掛けると終わっても気が付かないで、次のを仕掛ける のが遅くなる場合が多いので、一度に複数枚焼くことによりかなりの効率向上 と面倒くささの削減を見込めるようになったのです。大成功ですな(^^。
今日は 14時頃から 22時頃まで谷山浩子さんファン系の忘年会に参加。楽しかっ たです。
長らくためらってきた FreeBSD-5 系列のインストールですが、前に チャレンジして大失敗 した頃から大分時間もたったことですし、そろそろ 4-系列の終了も近いとい うことで、「どんな案配なのかな〜」と、とりあえず CDROM からブートして インストールメニューまでたどり着けるか試してみたのです。サーバーの R30 の方は長時間止めにくい、ということで今日は X24 の方で実験です。準備と しては、
という手順だったのですが、結論を申しますと、
ブートの途中でとまってしまいます(-_-)セーフモードというのも選べるのですが、それでもだめなのです。さらに悪い ことに内部の温度管理が全く不可能になるらしく、温度がどんどん上がりピー ピー警告音が鳴り始める始末なのです。さらにさらに悪いことに電源スイッチ を押してもまったく反応しないで音が鳴り続けて、どこかにリセットする穴が あるのかも知れませんが場所が分からないし、近くに細い棒もなかったので大 急ぎで電源を抜いてバッテリーも取り外したのです。温度管理が全然できない でスイッチも無効になることから考えまして、割り込み禁止状態での I/O ビ ジーに陥った可能性が強いのですが、もちろんこれは単なる推測なのです。
うーむ、R30 は 5.0 の時代に実験インストールしてそこそこ動作した実績が あるので何とかなるかも知れませんが、 X24 に関してはしばらく望み薄です な。BIOS をいじればうまくゆく可能性も残っているのですが、毎回温度が上 がってあわてて電源とバッテリーを抜いている(げたから抜くのが一番大変)間 に壊れてしまうかも知れない。どうしよう(^^;。
おうちで飼っている セキセイインコのピッチちゃんなのですが、才能がないのか育て方が悪いのか、 今まで全く言葉らしきものを発しなかったのです。ところが最近それなりの音 声を発するようになったのですが、残念ながらあんまり芳しくなく、
長女の咳のまね(^^;なのです。最近長女も風邪気味で咳をすることが多いのですが、それをまねす るようになってしまったのですねー。やっぱり才能がないのかな(^^。
ちょいと熱が出て(しつこい風邪ですな)会社まで行く気力が出ずお休み。 でも納期が近いので自宅でプログラム作成中なのです。
今までは本能だけでなんとかなって算数で苦労した形跡が全くないモカなので すが、最近旅人算で苦戦しているようです。旅人算はご存じの方も多いと思い ますが、同じ場所から違う時間に歩き出した二人の旅人がいて、後に出発した 人の方が歩くのが速い場合にどのくらいで追い付くか、という感じの問題なの ですが、今では列車のすれ違い時間等の問題に置き換わっている場合が多いよ うです。例えば、
時速 200Km 長さ 200m の「こだま」を時速 250Km 長さ250m の「のぞみ」が 追い越すのにどの位の時間がかかるか。またすれ違う場合は?。という感じです。この手の問題は速度や距離の合成に関する線型性の認識を陽 に使用するので、最初は難しいのは当然だと思いますし、そもそも速度・距離・ 時間の関係にもはまっているのかも知れません(^^。ちなみに私は上記の様な 問題に関して、高校でニュートンの運動法則を「理解した〜!!」と思った瞬 間までちんぷんかんぷんだったので、親に比べればはるかに学習能力があるの かも知れません。
いまでも鶴亀算は出来なかったりしま す(^^;。
数日前から運用を開始した FreeBSD ルーターなのですが、一つ不思議なこと があるのです。前に使っていた BUFFALO のルーターの場合、一度リンクダウ ンが発生した場合や、ルーターで切断処理を行った後に何度も再接続を試みて いるにもかかわらず、再接続成功までに 10分程度の時間が必要な場合が多かっ たのです。この現象は こちらの方にも 書いてあるように正常な切断処理を行わないで(でも BUFFALO の場合切断処理 をしてもだめだった^^)次の接続を行うと 10 分程度接続を拒絶するためであ り仕方がないと思っていたのですが、FreeBSD の場合全く問題なく一度で接続 するのです。試しに電話線を抜いてリンクダウンを起こしてもすぐに繋がるし、 切断処理をしないために R30 の Ethernet の線を抜いて ppp を終了させて、 その後 Ethernet の線を挿して ppp を起動してもすぐに繋がるのです。いず れにしても BUFFALO のルーターの方は中で何が起きているのか全然分からな いのでなかなか難しいな謎なのでありますが、現在の状態は以前よりはるかに 好ましいので大歓迎なのであります。
ちなみに会社から自宅 FreeBSD ルーターの再接続の実験をやろうと血迷い、 ppp を殺しかけてあやうく思いとどまったのは絶対に内緒なのです(^^。
昨日から今日にかけて泊まり込み。うーむ、特に難しいプログラムではないの ですが、それなりのものを一週間で書くのはしんどいですな。そもそも最初の 二日位うだうだと構想をねっていただけだし(^^;。
いつも「IBM 以外はノート PC じゃないよ」と喋っているとそれなりに影響力 があるらしく、最近会社で購入するノート PC の IBM 比率が増えてきました。 私の同僚も今度開発用に T40(+512M RAM) を買ってもらえるそうで(T40 は私 の推薦)ちょっとうらやましいのであります。ちなみに「私には買ってくれな いの〜」と聞いたところ「かがみさんは愛しの X24 があるからいらないじゃ ない」ということなのです。確かにもう一台あっても管理が大変なだけで、し かも自分のものでないといろいろ制約があって不便なのですが、なんとなく不 公平ですな(^^;。
FreeBSD をルーターにしたということで、しばらくの間 tcpdump でログを出 していたのですが、たまに次のような出力があったのです (h055.p117.iij4u.or.jp は現在おうちに割り当てられいるアドレス)。
うーむ 216.52.3.2 のポート 2703 なんて全然心当たりがないなー、もしかし てもう乗っ取られたか(^^;、と一瞬思いまして グーグルで検索 したところ、どうも Spamassassin がスパム送信元アドレスかなんかを調査するために接続しているらしく一応問 題はなさそうです。ただし SYN に対して全然 ACK/SYN が返ってこないようで すので、この参照については設定を変更して取りやめにしたほうが良さそうで す。実をいいますと最初構成を考えた時には、内側 LAN に外側(Internet)の データ(とくに UDP 関連)が直接流れ込むのに一抹の不安があったのですが、19:07:21.416779 h055.p117.iij4u.or.jp.3109 > 216.52.3.2.2703:\ S 675519866:675519866(0) win 65535(DF)
ということでこういうずさんな構成(ハブを共有)でも存外安全なのであります。 また PPPoE のデータを tcpdump で調べたところ、ルータが最初のの PADI パ ケットの送信で送り元アドレスを自分の Ethernet アドレスとして Ethernet レベルのブロードキャストを行い、それに対して ADSL モデムがこんどは Ethernet レベルのユニキャストで反応して、以下は Ethernet レベルのユニ キャストが流れる様なので、スイッチングハブを使用すれば激とろ ADSL とは いえ LAN の帯域をむだに消費する心配もないようです。
日記の中の特定の日付や記事へのリンクを指定した場合、リロードしないと場 所がずれて表示されることがありました。これは画像にサイズが書いていなかっ たため、画像を全部読み込むまでブラウザがリンクの位置を計算出来ないため だと思います。という訳で、全部の <img src...> 埋め込みの画像にサ イズを記述しました。
#前から気にはなっていたのですが画像にサイズを指定するのことが
#可能なことを知らなかったりしました(^^;。
実は数日前に虫かごの蓋を開けっ放したか、蓋が緩んでいたか分からないの ですが 頂いたおおくわがた が逃走いたしまして、どこを探しても見つからずあきらめかけていたのですが、 本日モカが家具の奥の方にいるのを発見致しまして、うまいこと手もちっちゃ いので自分で捕まえてかごに戻したのです。さすがモカ姫!!。
#頂き物なのでとっても困っていたのです。
結論を言いますと 0 になります。
am am-1...a1 a0は辞書式順序で減少していずれ全部 0 になります。小さい初期数で実験して みると分かり易いのであります。
どうもメルコ、もとい BUFFALO の安物ルーター(BLR3-TX4L)には 不信感がありまして 、ついに自宅サーバー FreeBSD/R30 のルータ化作戦発動です。今までルーター 化を断念していた理由としましては、諸般の事情により R30 と ADSL モデム・ ご家族さま PC は別の部屋に置いてあり、長い Ethernet ケーブルを施設する のがとっても面倒だったからなのですが、やっと決断がつき「10 メートルき しめんケーブル」と壁にひっついて線をはわせる管みたいなのを購入したので す(透明ガムテープも使用)。
さらに安物スイッチングハブを一つ購入致しまして、[R30・X24] 側のハブと [ADSL モデム・ご家族さま PC・無線 LAN] 側ハブの間を 10メートルのケーブ ルで接続したのです。今まで有線が施設されていなかった、ということで R30 はサーバー様なのに無線 LAN 経由でインターネットに繋がっていたのですが、 このマシンは は移動することがないので、不安定になる可能性がある無線 LAN カードを使う必要はなく、PCMCIA スロットは無線 LAN カードから この激安 Ethernet カード に交換です。おうちの ADSL はリンク速度 3Mbps 弱の激とろですので、 PCMCIA 側の 10BaseT が外向けインターフェースで 100BaseT の fxp0 が内向 きのインターフェースになるのはもちろんであります。で、例のごとく「偉大 なる先人に学べ」という言葉があり、学ぶという言葉は「まねる」ところから 来ているそうですので、 たかたにさんの記事 の通りに設定したところ(kernel のオプション不足で何回か config し直した^^)、 うれしいことに一発でほとんど問題なく動くようになったのです。もちろん 「若干の問題」は私固有の問題でありまして、たかたにさんの設定に問題があっ た訳ではありません。
そんなこんなで、しばらく色々私固有の設定作業を行っていたのすが、一度リ ブートしたところ突然 PPPoE の接続が不安定になってしまい、最悪接続がで きない状態になってしまったのです(^^;。いやー、これには参りました。今回 は上に書いたように安物のスイッチを 2つ使っていまして、その中に内側のパ ケットと外側のパケットが混在する構成なので、理論的には大丈夫なのですが、 PPPoE 接続をきちんと張れるかに関しては若干の不安があったという事情もあ り、「やっぱりまずかったか」とがっかりしつつ、ハブの電源を入れ直したり 色々試行錯誤したのですが全然だめなのです。さらに悪いことに X24 を ADSL モデムと直接接続して PPPoE 接続を試みるとうまくゆくのです。
余談ですが、無線 LAN はご家族さま PC 側のハブに繋がっていまして、X24 は通常の場合こちらを経由して R30 を通りインターネットに出るのですが、 X24 と R30 間のバックアップ等の場合 100BaseT で接続しないと遅すぎます。 そこで R30 内側(fxp0)に alias アドレスも設定して、X24 の Ethernet ポー トがハブに接続されている場合は、そちらのアドレスを指定することにしたと ころ、100BaseT を経由して高速なデータ転送も可能となったのであります。
[良くなった点]
[悪くなった点]
12月13日(土)は自宅サーバーのメンテナンスのため時間によっては
http://evariste.dd.que.ne.jp/~kagami/へのアクセスが出来ない場合があります。日記だけは一時的に
http://evariste.que.ne.jp/kagami/以下に置きますので、そちらでは参照可能となります。ただし画像は転送しま せんので文章のみとなります。
集合論では任意の対象を(数や点も)集合と考えます。といいますか任意の対象 = 集合(数や点も集合)は空集合の存在公理から下記の公理群で構成されます。
[空集合の存在公理]
x が存在してすべての y に対して (NOT y ∈ x)。x は外延性の公理により一意に定まる。x を空集合または 0 と呼ぶ。
[外延性の公理]
x,y に対して (z ∈ x) と (z ∈ y) がすべての z に対して同値になる必要 十分条件は x = y である。[内包の公理]
Q(x) を命題、A を集合とするとき、(x ∈ A) で Q(x) を満たす集合全体は集 合である。この集合を {x ∈ A | Q(x)} と記述する。
[対の公理]
x,y を集合とするとき x と y を要素とする集合が存在する。この集合を {x,y} と記述する。
[合併の公理]
x を集合とするとき、ある (y ∈ x) に対して (z ∈ y) なる z 全体は集合 である。この x を Union(x) と記述する。
[巾集合の公理]
x を集合とするとき次の性質を満たす y 全体は集合である。任意の (z ∈ y) に対し z ∈ xこの集合を x の巾集合と呼び P[x] と記述する。
[無限公理]
無限集合が存在する。[置換公理]
Q(x,y) を命題として Q(x,y) と Q(x,y') が成立するとき y=y' が成立すると 仮定する。このとき任意の集合 A に対して「ある (x ∈ A) が存在して Q(x,y) を満たす y」 全体は集合である。[基礎の公理]
A が空集合でない場合、(x ∈ A) が存在して x と A は共通な要素を持たない。[選択公理]
y を集合とする。このとき任意の空でない (x ∈ y) に対して (f(x) ∈ x) を満たす y から Union(y) への写像が存在する。
[有理点 x0 で不連続なこと]
Epsilon>0 が存在して、任意の Delta>0 に対して |x-x0|<Delta かつ |f(x)-f(x0)|>=Epsilon を満たす x が存在する。を証明すれば良いが、Epsilon として x0=p/q なる既約分数表現に対する |1/(2q)| をとれば良い。
[無理点で x0 で連続なこと]
分母が有界な有理数の極限は有理数になることを証明すれば良いが、極限に収束するという条件により、この様な有理数 で相異なるものは有限個しか存在しない。
とある人に教えて頂きまして、
<blockquote> が浮き出るように変更。どうもありがとうございます。
#昨日たくさん寝たのにまだ徹夜の疲れがとれません。
昨日から徹夜で仕事で午前中に帰宅して爆睡。
私はショパンの音楽がが大好きでして、特に「マズルカ」「ノクターン」「24 の前奏曲」を聴くことが多いのです。マズルカはポーランド民族系の独特のリ ズムとショパンのピアノに対する感受性が相まって、どの曲も大好きなのです が、特に「作品 59」の三曲を聴くことが多いのです。「ノクターン」も良い ですね。余り高く評価しない人もいるようですが私は大好きです。絶妙な装飾 音と転調で構成され、ピアノの音の美しさを極限まで引き出している「作品27 の2」や、幻想曲的な趣きを持つ傑作の「作品 48の1」を特に好んで聴きます。 それから「24の前奏曲」。これはショパンの色々なジャンルの傑作の断片を集 めた趣きがあり、それにもかかわらず全曲を通した統一感と終曲に向かう劇的 な構成がすばらしく、ショパンの曲を一回だけ聴いて良いので聴きたい曲を選 びなさい、と言われたら迷わずこの曲集を選びます。
ところでたくさんの名曲を残してくれたショパンなのですが、中規模以上の曲 (特にバラードやスケルツオ)に関しては色々問題が多と思うのです。なぜか 5 分以上の曲になると、様式的に「どうかな」と思う場合が増えてきまして、例 えばすばらしい集中度をもったフレーズの後に突然「余り意味がなさそうで関 連がつかめないアルペジオや分散和音による上昇・下降」が現われ、個々の部 分は確かに美しいのですが、全体としての音楽の流れが途絶えてしまう場合が 多いのです。
このように規模が大きい曲は余り得意としなかったと思われるショパンなので すが、大曲としては「ピアノ協奏曲」を 2曲、「ピアノソナタ」を 3曲残して いるのです。2曲のピアノ協奏曲は若いころの作品で、ピアノの旋律がとても 美しく、オーケストラの扱いに色々問題があるのは確かなのですが、特に 1番 (これは 2番より後に作曲された)は様式的にも割とまとまりがよく、好んで聴 く曲の一つなのです。ピアノソナタ 1番は習作的な作品で一度だけ偶然ラジオ で聴いたことがあり、旋律や和声に美しい部分はあるのですが、構成というも のを全く感じることができず、音楽がふらついている様に聞こえて途中で集中 することが出来なくなってしまいました。2番のピアノソナタは 3楽章がいわ ゆる「葬送行進曲」のソナタで、劇的な内容もつ一楽章は素晴らしいと思うの ですが、全体の構成はあまり好きではなく、最近はほとんど聴くことがありま せん。葬送行進曲が色々な場面で使われ過ぎて、聴いて感動するのが難しいと いう事情もあるのかも知れません。
さて、本題の 3 番のピアノソナタなのですが、これは数あるショパンの曲の 中でも屈指の傑作で、半年くらい前に偶然クラウディオ・アラウが 弾いてい るのを NHK の放送で聴きまして、美しい音とすばらしい集中度に唖然として 聞き入った記憶があるのです。最近その記憶がよみがえり、突然 CD が欲しく なったのですが、残念ながらアラウの演奏した CD は見つからず マウリツィオ・ポリーニの演奏した版 を購入したのです。一楽章は下降するパッセージで開始して、劇的な要素を持 ちながらショパン独特の透明感も合わせ持ち、さらに全体が最初のパッセージ の展開と解釈できる非常に息の長いメロディーが続き、演奏者も聴衆も非常な 集中度を要求される音楽です。2楽章は 3楽章への繋ぎ的な側面を持つと考え られる短いスケルツオで、こういう構成は晩年のベートーベンが好んで使った のですが、もしかしたらそんな影響も少しはあるのかもしれません。3楽章は 本当にショパンらしい夢心地の美しさが無限に継続する様な音楽で、それに続 く 4楽章は一転して激しい劇的な内容となるのですが、それにもかかわらず全 体の楽章の論理的な関連はとぎれず、聴くたびにその集中度と完璧な構成のす ばらしさに感動します。
ポリーニの演奏に関してですが、このピアニストは技術的にも音楽的にも完璧 な境地に達していると思うのですが、アラウの演奏に比べるとややテンポが速 く、さらにテクニックが完璧すぎて要所のアルペジオを、彼が若いころに弾い た「エテュード Op 10-1」の有名な演奏の様な非常な明晰さで弾き、これはこ れで素晴らしいのですが、個人的にはもう少し陰があった方が良いと感じまし て、アラウの演奏の方が感動が深かったことは確かです。ただし私の場合、偶 然テレビ等で良い演奏を耳にしますと、「一回しか聴けない」という心理が働 き、 CD に比べてはるかに集中して聴ける場合が多いので、今回手にいれた CD を何回か聴けば見解が変化するかも知れません。
今日の日記に書いた曲はピアノ協奏曲を除けば特に有名な曲という訳ではあり ませんが、本当に素晴らしい曲ばかりなので、ピアノ音楽が好きでまだ聴いて いないという方には是非一度聴いて頂きたいなと思ったりするのであります。
(おまけ)
山梨から会社に来てくださっている方から頂いたゆず。日曜日に収穫されたそ
うで、手が傷だらけになったそうな(^^。
一般に自然数 n と b に対して、
n = am bm + am-1 bm-1 + a1 b1 + a0 b0 (0 <= ai < b)と一意に表現できるのは n の b 進法展開として良く知られていまして、特に b=10 とした場合が通常の 10進法展開で、一般には
n = am am-1 ... a1 a0と記述するわけであります。ここで例えば 47 という数を考えて、次の手順に より p(p は奇素数)による p 進展開の列を考えます。
という案配に、47 の 3進法展開から始まり「そのままの n 次の係数」を使用 して、基数を 5 とした形式的な展開を行い 1 を引くのです。5 から 7 への 遷移も同様です。注意すべきことは、a_3 の様に 0 次の項が負の数になって しまった場合は n 進法とは言えなくなるので、その数を(この場合は 11進法 で)係数がすべて 0 以上になる様に記述し直して、次回(13)以降はその係数か ら同様の計算を行うのです。a_0 = 3^3 + 2x(3^2) + 2 = 47 a_1 = 5^3 + 2x(5^2) + 1 = 176 a_2 = 7^3 + 2x(7^2) = 441 a_3 = 11^3 + 2x(11^2) - 1 = 11^3 + 11^2 + 10x11 + 10 = 1572 a_4 = 13^3 + 13^2 + 10x13 + 9 = 2505 a_5 = 17^3 + 17^2 + 10x17 + 8 = 5380 a_6 = 19^3 + 19^2 + 10x19 + 7 = 7417 a_7 = 23^3 + 23^2 + 10x23 + 6 = 12932 a_8 = 29^3 + 29^2 + 10x29 + 5 = 25525
[問題]
a_n は n が大きくなると急激に増大する感じがするが、実際の a_n の漸近的
な(n が非常に大きくなった場合の)挙動を求めよ。
答えはこんど〜(^^。
#<pre> </pre> の中に < が入っていて表示が乱れる場合が
#ある教えて頂き修正致しました。
#また <sub> <sup> も教えて頂き(知らなかった^^;)
#これで書き直しました。どうもありがとうございます。
今日の昼休みに会社で話をしていて、 「 イプシロン-デルタ論法 って面倒なだけでどうも...。何か面白い例ってないのですか〜」という話題 になりましてりまして(変な会社ですな^^)、思い出したのが次の例なのです。
f は実数から実数への関数(写像)で次の条件で定義される。結論を言いますと f(x) は無理点で連続で、有理点では不連続なのですが、無 理点上で繋がっていて(連続)有理点上で切れている(不連続)などというのは、 直感的に想像が付きにくいですねー。それでもこの問題は Epsilon-Delta 論 法を勉強すると最初の方に出てくる演習問題でして、厳密生の威力を示す良い 例である思います。
f(x) = 0 (x が無理数の場合) f(x) = 1/q (x が有理数で既約分数での表現が p/q の場合)
#証明は読者への演習問題(^^。有理点上で不連続なのは自明かな。
#証明例は数日後に書く予定。
突然気が付いたのですが、おうちの無線 LAN の調子が良くて、最近は家で使っ ているときに繋がらなくなるのに気が付くのは皆無なのです。で、昔作った 無線 LAN 不調検出・リカバリーシステム の ログ を参照いたしますと、これが 9月の後半から突然調子が良くなっているのです。 ところで 9月の後半と言いますと、丁度 ADSL モデム(MNIII)と メルコ(BUFFALO)の ルーター( BLR3-TX4L ) の間に スイッチングハブを入れた時期 なのです。ちょっと納得出来ないのはモデムとルーターの間にスイッチイング ハブを入れたのであって、無線 LAN の Ethernet 側の方はメルコ(BUFFALO) のルーター側に繋がっているので関係無いような気がするのですが、無線 LAN の環境を特に変更した記憶もないので、なんとなくメルコ(BUFFALO)側の問題 があった様な気がするのです。安くてそこそこの機能があるのは分かるのです が BLR3-TX4L には不信感があるので買い換えたいな。でもおかねが...(^^。
昨日の 自宅 PC ルーカステストの表 にみっつ追加。ちなみに一日は 86400秒だったりします。
ということで 、自分の PC でどの程度までのメルセンヌ素数の確認計算が可能 か試してみたのです。もとねたとしては、多倍長計算のパッケージとして定評 がある CLN( http://www.ginac.de/CLN , /usr/ports/math/cln) というもの を調達致しまして、これを使えばプログラムも簡単に書けるのですが、サンプ ルを見たところちゃんとルーカステストの例も付いていまして、それを少々修 正したのを利用することにしました。もともとが GNU Licence ですのでここ に掲載するプログラムもそれを継承します。
---------------------------------------------------------------------------- /* * Copyright (c) Bruno Haible 1988-2002 * Copyright (c) Richard Kreckel 2000-2002 * Modified by KAGAMI.H 2003 */ #include <stdlib.h> #include <cln/integer.h> #include <cln/modinteger.h> #include <cln/io.h> #include <cln/timing.h> using namespace std; using namespace cln; bool mersenne_prime_p_modint(int q); int main (int argc, char* argv[]) { bool isprime; int q; if (argc!=2) { cerr << "Usage: lucaslehmer exponent" << endl; exit(1); } q = atoi(argv[1]); /* 引数は 2 の巾乗の部分 */ /* * q が素数でないと 2^q -1 は絶対に素数とならないのが、 * ちょっと手抜きで偶数をはじく */ if (!(q >= 2 && ((q % 2)==1))) { cerr << "Usage: lucaslehmer q with q odd prime" << endl; exit(1); } /* * これが本体の実行。CL_TIMING は実行時間を計測して * 出力するマクロ */ { CL_TIMING; isprime = mersenne_prime_p_modint(q); } cout << "2^" << q << "-1 is "; if (isprime) cout << "prime" << endl; else cout << "composite" << endl; return(0); } /* * 2^q - 1 が素数かどうかルーカス法で判定する */ bool mersenne_prime_p_modint(int q) { int i; cl_MI Li; cl_I m = ((cl_I)1 << q) - 1; /* m = 2^q - 1 を計算 */ cl_modint_ring R = find_modint_ring(m); /* Z/mZ(m を法とする剰余環) */ /* * ルーカス方をそのまま実装 * R->canonhom(n) は n を R の要素と考えた対象を返す * この場合 mod m での整数 */ for (i = 0, Li = R->canonhom(4); i < q-2; i++) Li = R->minus(R->square(Li),R->canonhom(2)); /* 最終結果が mod m で 0 となるかどうかを判定 */ return R->equal(Li,R->zero()); } コンパイルの方法 (ports/math/libgmp4,ports/devel/stlport もインストールされる) CC -O -pthread -DTHREAD_SAFE lucaslehmer.cc \ -I/usr/local/include/stlport -I/usr/local/include/ \ -L/usr/local/lib -lcln -o lucaslehmer ----------------------------------------------------------------------------
で、実際に下の下のおまけ表の真ん中辺の素数判定の時間を計測したのが次の
表でして、大体 2の巾指数(肩に乗っている数)が 2 倍になると計算時間が 5
倍程度必要になると感じがするのですが、44497 から 86243 のところで異常
に時間が増えているのは、このあたりでキャッシュに入りきらない頻度が増え
たためであると推測されます。時間をかければ今の普通の PC で 1990年のスー
パーコンピューター程度のレベルには行けるかなという感じなのですが、もち
ろん今回のお遊び計算は「すでに分かっている結果を確認」しているだけです
ので、実際の発見は色々な素巾指数をを試す必要がありなかなか大変であると
思われるのであります。
メルセンヌ素数 X24 での実行 CPU 時間 2^107-1 0.001 s 2^127-1 0.000 s 2^521-1 0.006 s 2^607-1 0.007 s 2^1279-1 0.023 s 2^2203-1 0.080 s 2^2281-1 0.088 s 2^3217-1 0.179 s 2^4253-1 0.326 s 2^4423-1 0.404 s 2^9689-1 2.817 s 2^9941-1 2.979 s 2^11213-1 3.903 s 2^19937-1 17.564 s 2^21701-1 21.318 s 2^23209-1 25.019 s 2^44497-1 134.217 s 2^86243-1 1339.525 s 2^110503-1 1764.846 s 2^132049-1 3768.296 s 2^216091-1 6261.111 s 2^756839-1 87572.801 s
(おまけ)知られているメルセンヌ素数の表
巾指数 10進表現での桁数 発見年 2 1 ---- 3 1 ---- 5 2 ---- 7 3 ---- 13 4 1456 17 6 1588 19 6 1588 31 10 1772 61 19 1883 89 27 1911 107 33 1914 127 39 1876 521 157 1952 607 183 1952 1279 386 1952 2203 664 1952 2281 687 1952 3217 969 1957 4253 1281 1961 4423 1332 1961 9689 2917 1963 9941 2993 1963 11213 3376 1963 19937 6002 1971 21701 6533 1978 23209 6987 1979 44497 13395 1979 86243 25962 1982 110503 33265 1988 132049 39751 1983 216091 65050 1985 756839 227832 1992 859433 258716 1994 1257787 378632 1996 1398269 420921 1996 2976221 895932 1997 3021377 909526 1998 6972593 2098960 1999 13466917 4053946 2001 20996011 6320430 2003
昨日から今日にかけてまたまた徹夜。眠いです。
大きい数が素数かどうか判定するのは 多項式時間で可能 ということで、計算量的には容易な問題なのですが、実際に一般的な 素数判定を行おうとすると、高々は数千桁程度の自然数に対しても非常に時間 がかかってしまうのです。ところがメルセンヌ数(素数 q に対する 2^q - 1と いう形) という自然数に対してはルーカステストという方法で、現在のコン ピューターでも非常に大きな数を素数と判定出来る場合があるのです。ここで ルーカステストとは、
S_0 = 4
S_{i+1} = S_i^2 - 2 (i>=0) と帰納的に定義するとき
2^p - 1 が素数になるための必要十分条件は S_{p-2}=0 mod (2^p - 1)
というアルゴリズムで、これを利用して巨大な素数列が発見され続けているの ですが、教えて頂いた情報によりますと 12月2日に最新のメルセンヌ素数が発見された そうで、
2^20996011 -1 = 10^{6320429.1}
という 10進数で表現すると 632万桁強の数なのです。
IBM のこちらのページ によると ThinkPad X40 が発売されるそうです。価格はオプションなしで 19 万円台と ThinkPad としては安い方かなと思います。X24 と比較した特徴とし ては、
という感じでして、調査がずさんなので間違っているかも知れないのですが、 現在使用している X24 に対し余り魅力を感じる部分はないのです。そもそも 欲しいと思っても先立つものがなく、魅力的な PC だったりするととってもく やしい思いをするので、あんまり意欲をそそられない機種であって良かったの かも知れません(^^。
# X24 を越えるマシンがでませんな。
先日のピアノ教室の発表会 では、数打ちゃあたるということで、大量の写真を撮りまくりまして、256M バイトの SD では足りなくなって、予備の 128M バイト(と予備の電池)も動員 しまして、撮った枚数が何と 360枚(^^。で、おうちでサーバーに全部コピー しまして 閲覧システム で見る訳ですが、いくらなんでもおんなじ様な写真がたくさんあってしかも失 敗作もかなりあるので、かなりの枚数を削除する必要があるのです。その場合 削除機能を利用すれば簡単に削除 できると思ったのですが、これがちっちゃくした写真だと成功か失敗か良く分 からなくて、結局大きい写真を見る必要があって、とても時間がかかるのです。 仕方がないので xv で全部見て一枚ずつファイル名をメモしてから、削除機能 を利用するというとてもまぬけなことになってしまったのです。最終的に残っ た写真は 216枚でファイルの容量がおよそ 200M バイトということになりまし た。
余談ですが打ち上げでのピアノの先生との会話。
もちろん先生はおうちで 2.5M 位しか出ないのを知っているのです。
私 先生の写真も何枚か撮ったのでメールでお送りしましょうか。 先生 でも家の ADSL は 12M で実際は 10M 位しか出ないので。 かがみさんのお宅は 24M ですよね〜〜〜。
ザウルスさまが壊滅し一時は解約しようと思った @FreeD ですが、当面契約を 続行して様子をみることにしました。やはりいざというときに無いととても不 便そうなのと、「やめない方が良いのでは」という突っ込みも入りまして、な かなか説得力のある理由が書いてあったからです(^^。もちろん今まで以上に お金をかけるのは論外なので、携帯のパケ割りは取りやめです。最近本当に目 が悪くなって PDA の文字を読むのが非常に難しくなってきていたので、今後 ザウルス等を再購入することはないと思います。
#いや〜、超近眼でもちゃんと老眼になるのですね(^^。
2003年11月
2004年1月
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